乳がん,乳腺症

乳がんを知る必要があります!

女性の発症する癌で最も多く、死亡割合も肺、胃、結腸に次いで多いのが乳房にできる乳がん(乳癌・乳ガン)です。

発症率は高いが死亡率は他の癌よりも低いのは、乳がんが早期発見することで完治の確立が高くなる癌だからです。

自己検診や定期健診で乳がんの早期発見に努めましょう。

乳がんの症状とは?

症状を知ることが自己検診には不可欠です。様々な症状を確認しておきましょう。

シコリで確認

乳がんの症状として誰しもが知っているのが、乳房にできる「しこり」だと思います。
癌細胞の塊が硬くなりハッキリと手で触ってわかりますので、お風呂で体を洗っている際にシコリを発見する人もおります。

突っ張り・ひきつれ

「しこり」と同様に乳房の皮膚が突っ張る感覚で乳がんを発見する人もおります。

伸びをした時に違和感がある場合には、自分の感覚を信じて乳がんを疑ってみましょう。

リンパ節をチェック

乳がんは腋の下のリンパ節からリンパ管を通り全身に転移します。
そのためリンパ節の腫れや、シコリが出来たりすることがあります。

乳房を良く見ましょう

乳管に癌細胞が発生しやすいことから、乳管を通り乳頭から分泌物が出る場合があります。
出産していないのに白い母乳のような液体、透明または血の混じった茶褐色の液体が出る場合もあります。

乳がんの治療

突然発生する癌細胞を死滅させるために、抗がん剤や放射線治療が行われます。

そして乳がんの細胞はエストロゲンと結合することで成長が速まることから、ホルモン剤も治療や再発予防に利用されます。

乳がんの手術

手術といえば癌細胞を乳房ごと全摘出してしまうと思われがちですが、早期発見することで乳房を残す乳房温存術を行うことができます。

大きく乳房を切開しなくても、内視鏡を用いた手術で癌細胞のみを切除することも可能で、さらに肌を切らない治療法としてラジオ波熱凝固療法、凍結療法、集束超音波療法など、子宮筋腫でも用いられている最新治療法もあります。

もし乳房ごと切除してしまったとしても、現在では再建術が発達しておりますので、術後の見た目からくる精神的な負担を減らすことはできます。

自己検診が早期発見の鍵です!

転移する可能性、完全な治療法が無いということは他の癌と同様ですが、乳がんが他の癌と明確に違うのは、シコリをチェックすることにより自分で早期発見できるということです。

国が行っている乳がんの無料検診は40歳以降となってしまいましたが、少なからず20代からでも発症する人はおり、30歳以上となれば身近な人で乳がんを発症した人がいると思います。

乳がんのセルフチェックは難しいものではありません。

インターネットや本、雑誌などで詳しいチェック方法は載っておりますので、若いうちから自己検診を習慣付けることが大切だと思います。

自己検診は正確に行わなければ意味がありませんので、できれば婦人科の診察を受けて正しい確認方法を医師から伝授してもらうのが一番です!

乳腺症

乳腺症は病名とはいえず症状群としての名前となり、症状がシコリや乳頭からの分泌液と乳がんと似ております。

しかし悪性の病気ではなく毎月の月経による乳腺細胞の変化や、ホルモンバランスの崩れなどにより、乳腺になんらかの影響を及ぼすために症状が出ると言われております。

乳がんの検査で乳腺症を判断する

乳腺症の症状は乳がんと同様であり、まず乳がんを疑い乳がんの検査が行われます。

検査内容は問診に始まり、触診(シコリのチェック)、視診(乳頭からの分泌液チェック)、乳房を平らにして放射線を利用するマンモグラフィ検査や、子宮検診でも利用される超音波検査(エコー)が行われます。

徹底的に乳がんの検査を行ない、乳がんの疑いが無かった場合に初めて乳腺症と診断されるのです。

あくまで経過観察です!

実は乳腺症に対しての治療は行われません。まれに痛みが強い場合などに、痛みとホルモンを抑える薬が利用される程度です。

治療は必要ないのですが、問題は乳がんの発見が遅れてしまう可能性があるということです。

乳腺症だから乳がんになる可能性が高いということはありませんが、新しく出来た「乳がんのシコリ」を「乳腺症のシコリ」と判断してしまい、病院での診察を受けないということが最も恐れられております。

乳腺症になった場合には、セルフチェックのみで乳がんを確認することは難しくなりますので、医師と相談して定期的な乳がん検診を行うように心掛けましょう。

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