原因

エストロゲンと子宮筋腫の関係

子宮筋腫は初潮を迎え、女性ホルモンの分泌量が増える20代後半から30代を境に発症者数が増え、そして閉経後には筋腫の大きさが小さくなります。

また妊娠することでも筋腫が大きくなる可能性があり(妊娠するとエストロゲン及びプロゲステロンの分泌が増える)、以上のことから女性ホルモンであるエストロゲンが原因で子宮筋腫は成長すると考えられております。

筋腫は突然できるの?

エストロゲンが筋腫を成長させると言われておりますが、筋腫が発生する原因は未だに不明です。一説には生まれた時には既に子宮筋腫の元となる核(子宮筋腫の芽)が子宮にできているのではと言われております。

また毎月の月経による子宮の働きで子宮内膜などが傷つく際に、筋腫の核ができるのでは?という見解もあるそうです。

子宮筋腫の芽とは?

筋腫の元となる子宮筋腫の芽が生まれた時から存在するという説は、実験的にエストロゲンを用いて子宮筋腫を作ろうとしたが「腹膜には筋腫に似た腫瘤はできるが、子宮を構成する筋肉である平滑筋には腫瘍(筋腫)を作ることが出来なかった」という結果から言われております。

そして平滑筋自体は他の臓器にもあるにも関わらず、良性の腫瘍である筋腫が発生するのは殆どが子宮ということから、子宮が形成される時点で染色体に異常が出て子宮筋腫の芽が生成されるのではと考えられております。

遺伝の可能性は?

親族で子宮筋腫がある場合(家族歴)は将来的に子宮筋腫を発症する可能性は高いといわれています。

それでも決して遺伝性の病気と決まっている訳ではなく、過ごしている環境が同じことから体質も似てくるという考え方が一般的なようです。

しかし遺伝による要素が一切ないとも言い切れない部分もありますので、母親が子宮筋腫だった人はいっそう注意して、自分の体のことを知るようにしましょう。

ストレスとエストロゲン

エストロゲンは子宮筋腫を成長させてしまう要因とされておりますが、女性ホルモンと呼ばれるだけ有り女性らしい体のラインを作る、肌の張りや潤いを保つなどのプラス面の効果も様々あります。

しかしストレスを感じることでエストロゲンの分泌量は減ってしまい、酷い場合には無月経になる可能性があります。
「月経がなければ子宮筋腫は成長できないのでは?」と思いますが、そんなに単純な話ではなくストレスを受けることで子宮筋腫が成長してしまうこともあるそうです。

閉経後に子宮筋腫が大きくなってしまう人がいるように、子宮筋腫の成長要因がエストロゲンだけではない!ということが分かります。

免疫力と子宮筋腫

身近な病気では風邪、そしてガンやアレルギーなど様々な病気の原因・悪化要因となるのが免疫力の低下です。

まったく同じ環境にいても友達は元気だけど、自分だけ風邪をひいた!なんてことはありませんか?

もちろん全てが免疫力の違いとは言えませんが、少なからず体に害となる物質に対抗するための免疫力が低下している場合には、病気になりやすいという傾向はあります。

現代人は免疫力が低下している!?

今の子供は昔の子供に比べると体力も落ち、ひ弱になったといつからか言われるようになりました。

文部科学省などで発表する運動能力テストの結果で確認することができますが、それだけではなくアレルギーを発症する率が高くなっていると言われ、それは子供だけじゃなく20代や30代の人でも増えているとされます。

免疫力をつけることが子宮筋腫の予防になります!

子宮筋腫の芽は毎月の月経時にエストロゲンの影響を受け徐々に成長しようとしますが、免疫力が高ければ成長しない、また成長速度は遅くなると考えられております。

エストロゲンは赤ちゃんを育てるためには必要不可欠であり、ホルモンバランスを保つためにも早々にたち切ることはできません。

しかし免疫力を高めることは何らマイナスな要因はありません。

生活習慣、食事の内容、ストレスや環境ホルモンなど、免疫力を低下させる要因は多数あり、子宮筋腫だけじゃなく様々な病気に対抗するためには免疫力を高めるような生活を送る必要があるのです。

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