症状

子宮筋腫で気をつけたい症状の全て

子宮筋腫の症状が現れるのは主に月経時になります。人それぞれ、時期によって生理痛などの感じ方は違い、慣れで我慢できる許容範囲にも人によって差があります。

1,2ヶ月だけでは独自で判断するのは難しいので、気になる人は毎月の生理の状態を書き留めておき比べるようにしましょう。

生理痛(月経痛)

子宮筋腫で最も多く、そして強く現れる症状が生理の時の「痛み」です。人それぞれに痛みの感じ方は違い、キリキリ、ズキズキと子宮を刺されるような痛み、また重く感じることから踏まれている感覚、酷い場合には雑巾を絞るように子宮を捻られてるような痛みという人もおります。

筋腫自体が痛みを発生するということは少なく、子宮が月経時の収縮運動により圧迫され痛みが出たりします。
痛みは数値で表すことができないので、人に伝えることが難しく「どれぐらいの痛みの場合は病院へ」と明確には言えないのですが、最適なのは自分が気になった場合であり、もし毎月薬を飲まなければ動くこともできないような痛みが有る場合には、すぐに診察を受けるようにしましょう。

みんなが痛いから私も同じということはなく、生理痛は本来は薬に頼らなければいけない程の痛みは伴わないと言われております。

貧血

出血量が増えることで鉄欠乏性貧血となる可能性が高くなります。鉄は血液を構成するヘモグロビンを生成するために不可欠な物であり、体内の鉄分が減ることで血が薄くなってしまい貧血を引き起こしてしまいます。

貧血は特に女性に多いので立ちくらみや、めまいなどの自覚がある人は、レバー、シジミ、ほうれん草、ヒジキなどの鉄分を豊富に含む食事を摂るように心掛けましょう。

下腹部の圧迫感やシコリ

漿膜下筋腫の場合は子宮壁の外側に筋腫ができることから、月経時には痛みを伴わない場合が多くなります。

その代わり筋腫が大きくなった場合には、直腸や膀胱などを押しのけた状態となるため、下腹部に圧迫感を感じることがあります。

また有茎性の筋腫の場合は周りの臓器に圧迫されることにより、ねじれてしまい生理の時以外でも下腹部に強い痛みを感じる場合があります。

筋腫の大きさによって、おなかを手で触っただけで筋腫をシコリとして感じることが出来るようになる場合があります。

排尿障害や便秘に腰痛

筋腫が子宮の周りの臓器を圧迫することは上記でご説明しましたが、膀胱、尿管や尿道が圧迫されることにより頻尿や尿が出にくいなどの症状が出る場合があります。

同様に直腸が圧迫されることで便秘となる可能性も考えられます。

骨盤内には腰椎、坐骨神経を圧迫する可能性も充分に考えられますので、腰痛や坐骨神経痛(下半身の痺れや痛み)が症状として現れることもあります。

月経血の量が多い

過多月経とも言われますが、筋層内筋腫と粘膜下筋腫の場合に生理の時の出血量が増えることが考えられます。

筋腫により子宮壁が圧迫・引き伸ばされてしまい内向面積が増えることから子宮内膜の量が増え、また粘膜下筋腫の場合は筋腫を覆っている毛細血管から月経時に大量に出血してしまう可能性も考えられます。

子宮内膜の量が増えることから血液の塊(レバー状)の量が増えるということもあり、たまに2,3cm程度の大きさの物は問題ありませんが、明らかに大きな塊や、いくつもの塊が月経血に混ざって出る場合は要注意です。

そして長くても1週間程度で出血は治まるのが普通の生理の状態なのですが、10日間以上に渡って出血が続く場合も過多月経・子宮筋腫の疑いが強くなります。

不妊の原因となることも

筋腫により子宮や卵管が変形することにより、精子や卵子が通りにくくなったり着床しづらくなるということから、妊娠することができない状態となる場合があります。

子宮筋腫と診断された後でも妊娠して元気な赤ちゃんを生んでいる人が沢山おりますが、気になる場合は不妊治療と合わせて病院で診断を受けるようにしましょう。

オリモノの変化

個人差が強く、月経期、卵胞期、排卵期、黄体期によっても質が変わるために判断しづらいのが「おりもの」です。

生理周期内でも様々に変化しますが、量や匂いなどが先月と違うと感じた場合には、少し注意してみる必要があります。

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